【フリーランス希望者用】見積もりを作る前に自分の料金表を作っておく

見積もりってどうやってつくるの?

この疑問のお答えします。

見積もりを作る前に自分の料金表を作っておく

フリーランスになった時、何気に悩むのが見積もりです。

 

特に仕事がない時に安くはやりたくないけど、高く見積もると仕事が取れなくなるのでは・・・と思い、金額の設定に迷ったります。

 

しかし、見積もりで迷うことはありません。

ではどうすればいいかと言いますと、まずは自分の料金表を作っておいてください。

 

自分の料金表ってなんですか?

自分の料金表とは自分が何か作業を行う時、項目ごとに料金を設定しそれを表にしてまとめておくものです

 

自分の料金表

プログラマーやシステムエンジニアとしてフリーで活動する場合、いろいろな作業が発生します。

例えば、WEBサーバの設定やドメインの設定、DBの構築などです。

これらの作業を単体で行う時、いくらかかるのかを一覧にしておきます。

こんな感じです。

 

項目 単位 金額
ドメイン設定 1式 10,000
サーバ設定 1式 10,000
メールアドレスの設定 1アカウント 1,000
DB設計 テーブル数10まで 100,000
詳細設計書作成 1人日 50,000
プログラム 1人日 30,000
テスト 1人日 20,000

 

このように設定しておくと2つのメリットがあります。

 

1つ目のメリット:お客様への信頼感を得られる

見積もりを作成する場合、この金額を目安に作成することができる。

 

おそらく見積もりを作る際、世間の相場と自分が提供する価値の違いに迷うことがあるかもしれません。

 

なのであらかじめ、単体での料金を明確にしておくと見積もりの時に迷いません。

 

また、仕事を受ける場合、ドメイン設定単体というのはあまりないと思います。

 

システム構築をする際、ドメイン設定、サーバ設定、DB設計、詳細設計書作成とかいろいろな作業を請け負うので単体一つ一つ行うより手間がなくなってくるので多少安く見積もることができると思います。

 

そこで、見積もりでお客様に何か突っ込まれても、あなたの料金表を見せることで、例えば、単体のみの金額であれば、100万のところ90万で受けているというのを見せれます。

ちょっとサービスしていますと言ったアピールにもなります。

 

また、あなたの料金表を最初に見せることで、あなたはどんなお客様にもその料金で作業を行なっているということがわかり、お客様的には高く見積もっているわけではないということもわかってもらえます。

 

2つ目のメリット:自分の価値を常い把握できる

フリーランスになりたての時は単価はそこまで高く設定しないと思います。

 

しかし、いろいろな案件を進めていき、お客様からあなたが指名されるようになり忙しくなると、時間もなくなり大変になってきます。

そうなると思うことは

 

忙しくて手が回らない・・・

このように悩み始めます。

 

誰かに手伝ったりしてもらえば解決するのですが、その分自分の収入が減ります。

 

なので、忙しくなってもうやばいと思ったら、単価をUPするチャンスです。

 

あなたの料金表を見てあなたが安いと思う箇所は思い切ってUPしてください。1.5倍から2倍くらいにしてもOKです。

 

そして、金額UPについてお客様に伝えてください。

 

『来月から単価上がりますので宜しくお願い致します!』

 

ズバリ言って大丈夫です。

 

 

でもそれで切られるんじゃないですか・・・?

 

もちろん単価UPに応じないお客様はいるかもしれません。

その場合はもうご縁がなくなったと思って切っていいと思います。

 

あなたが今までもらっていた報酬以上の仕事をしていて、お客様があなたのことをちゃんと見ているのであれば単価UPに応じます。

 

また世の中価格競争と言われていますが、値段を下げて多くのものを売ろうとするより、値段を倍にしてその金額で購入してくれるお客様に集中した商売をした方が圧倒的に生き残っています。

 

値段が安いから売れるわけではないです。

 

お客様もバカではないので、安かろう悪かろうというのはどこか頭の片隅にあります。

そして誰しも高級なものは好きです。

あなたの単価が高くてもそれなりの実績や経験があれば必ずお客様はあなたに仕事を頼み続けます。

 

まとめ

私がフリーランスになった時はお金が本当になく、ちょっとした仕事でも断られないように単価を低くして仕事をしていました。

そのおかげで随分こき使われたり、大変な思いをしたと思います。

 

今ではこれまでの自分の実績と経験を踏まえ高い金額で堂々と見積もります。

 

また、これは業種・業態に関係なく共通することですが、安く発注するお客様ほど余計な注文をつけてきたりします。

高く発注するお客様ほど一度任せたら後から口出しなどがほとんどないです。

 

なので、自分の単価をUPして、高く発注してくれるお客様を見つけた方があなたのペースで仕事ができるようになると思います。

 

ぜひフリーランスになって自分の自由な働き方をしてください!

 

それではまた!

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