SE業界では炎上という言葉は今に始まったことではない

炎上

炎上とは?

炎上と聞くとツイッターなどで有名人が変なことをつぶやいて思った以上に批判がくることです。

ちなみに田代光輝(日本の情報社会学の研究者)曰く

「サイト管理者の想定を大幅に超え、非難・批判・誹謗・中傷などのコメントやトラックバックが殺到することである(サイト管理者や利用者が企図したものは「釣り」と呼ばれる)」

とのことです。

今では炎上という言葉は当たり前のように使われています。

SE業界では炎上という言葉昔からそう珍しい言葉ではありません。

炎上案件という言葉があるくらいです。

炎上案件とは?

もうどうにもならないくらいしっちゃかめっちゃかになっている状態(笑)です。

このブログを見ている方はSEの方だと思いますので炎上案件の今更説明は必要ないかと思います。

SE業界で生きていれば炎上案件の1つや2つは誰しも体験していることです。

そして、「二度と炎上案件だけにはやるものか!」

と思います。

でも会社に雇われているとそうもいかないのが辛いところです。

あの悪夢のような炎上案件が時としてあなたの背後に忍び寄ってくるのです・・・

炎上案件の見方を変えてみよう

ただ、この炎上案件一概に悪いものとも限りません。

見方を変えると非常に勉強になります。

「炎上案件が勉強になる?ふざけるな!」

そう言いたい方もいるかと思います。

たしかに炎上案件を体験したことで体調を悪くしたり、人によっては鬱になったりと本当に最悪なことが起きています。

では、案件が炎上してしまうのはなぜなんでしょうか?

理由は様々だとおもいます。

  • 急な仕様変更
  • 急な納期変更
  • 前任者が全く仕事をしていなかった
  • 設計書が意味不明
  • バグだらけ
  • ハッキングされた
  • etc・・・
  • たくさんの問題がかくれています。

ただ、問題があるのであれば必ずその問題が発生した原因があります。

その原因を突き止めれば必ず解決策は見つかります。

そして原因さえわかってしまえば次から同じようなことはおきません。

または同じような案件を対応することがなくなります。

多くの人が問題=ダメという方程式を持っています。

しかし問題=解決できることという考えもできます。

問題がわかった時点で解決策があります。

必ず解決策というのはでてきます。

この世の中に解決できない問題はありません。

「そんなわけない!解決できない問題にぶちあったことがあるぞ!」

そういう方もいるかもしれません。

でも本当に解決できなかったのでしょうか?

もしかしてこんな状況だったのでしょうか?

  • 時間がなかった
  • 人手が足りなかった
  • 予算不足になってしまった

これらは問題を解決できない原因ではありません。

たしかに最もらしい理由ではありますが、実は違います。

自分が解決できないかもしれないという問題にぶち当たっても本気で解決策を探せば必ずでてきます。

解決策を出すために一番大切なこと

どんなに難しい問題に出会ったとしてもまず頭の中に

「何のためにこの案件が発生し、そして最終的にどのようにこの案件が終わればいいのか?」

ということを意識すればどんな炎上案件も終わらせることができます。

この

「何のためにこの案件が発生し、そして最終的にどのようにこの案件が終わればいいのか?」

にしっかりフォーカスして問題に取り組んでいくと実は無駄な作業やもうやらなくてよい作業、実は簡単に終わらせられる作業が出てきます。

もしあなたが今現在炎上案件に携わっているのであれば、

「何のためにこの案件が発生し、そして最終的にどのようにこの案件が終わればいいのか?」

から考えてみてください。

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