
Web系の会社に転職したいと思っています。業務管理系システムの経験しかないのですが、大丈夫でししょうか?
このお悩みにお答えいます。
目次
SEがWeb系の転職で成功する秘訣【具体的な方法教えます】
結論から言うと、業務系SEや基幹系SEからWeb系に転職するのは問題ありません。
※私は某通信企業の基幹システムのSEからWebエンジニアになりました。
しかし、分野が違うので最初は戸惑うと思います。
なので今回はWeb系の会社に入ってもすぐに仕事ができるように、
- 業務系とWeb系の違い
- Web系の技術
- Web系で知っておいた方がいいこと
- Web系エンジニアのメリット
についてお伝えします。
業務系SEとWeb系SEの違い
既に知っていると思いますが、Web系の会社は主にインターネットを利用したWebシステムを提供していく会社です。
業務系SEとWeb系SEの違いとなると、ズバリ打ち合わせですね。
業務系の打ち合わせって技術者同士での打ち合わせが主だと思います。
Web系はそこにデザイナーとかディレクターとかが入ります。
デザイナーとの連携が必須です。
技術者同士のコミュニケーションでバンバン伝わる専門用語もデザイナーとかが入ってくると通じなくなります。
なので、今まで通りのシステム専門用語コミュニケーションは通じないと思った方が無難です。
仕事場では今よりコミュニケーション能力が少々必要になるかと思います。
Webシステムの環境
業務システムでも色々な環境設定をすると思います。
Webシステムの開発環境はこんな感じです。
OS
- Linux
サーバー
- Apache
データベース
- MySQL
- PostgreSQL
プログラム言語
- PHP
- Ruby
- Python
- JAVA
- Perl
昔からPHPで開発しているサイトが多いですが、なんだかんだ今もPHPでのサイトが多いですね。
やはりPHPはフレームワークも充実しているのでみなさん開発しやすいのだと思います。
マークアップ言語
- HTML
- CSS
- JavaScript
WEBをやると必ず出てきますね。
あなたがプログラムを組むのであればこの3つは少しは使えるようにしておいてください。
以上です。細かくだすと会社や現場では違うものがあるかもしれませんが、だいたいこんな感じで覚えていただければOKです。
ちなみにプログラムとかデータベースは複数種類がありますが、事前に勉強する場合、PHPとMySQLを押さえておけばOKです。
他のプログラム言語はやっていくうちに覚えるので問題ないと思います。
※ちなみに私はWeb系はPHPしかやったことありませんw
Web系で知っておいた方がいいこと
Web系SEとして今後有利になるために、Web解析の技術を知っておいた方がいいです。
Web解析について簡単に説明するとこんな感じです。
Web解析とは、Webサイトのアクセスログを解析し、ユーザーのアクセス数やページ内での遷移、進入元のURLなど、ユーザー行動に関連した統計的な処理をするアクセス解析がさらに進化した形。Web解析では、広告を含むマーケティング施策全般の効果の追跡や、様々な分析軸を掛け合わせた高度な分析を通じて、マーケティング戦略立案や費用対効果の改善を支援します。
Web解析ですが、
- googleアナリティクス
- RTmetrics
といったアクセス解析ツールや
- Ptengine
- Clicktale
などのヒートマップツールを使って分析できます。
このようなツールを使ってバリバリ分析するのはマーケッターの仕事ではありますが、SEとしてこのツールの利用方法やちょっとした分析ができるようになると、マーケッターがいないWEBシステムの会社やお客様に喜ばれます。
SEであればこのWeb解析をとことん覚える必要はないと思いますが、知っておくだけで有利に働くことは間違いないです。
※これらのツールを使いこなして分析までできるとそれだけで食べていけます。
WEB系のメリット・デメリット
SEとして業務系で働くメリット、デメリットがあるようにWEB系でもあります。
WEB系メリット
SEでも企画に入れたり、新規事業に関わったり、一般のお客様が利用してくれるシステムに携わることができます。
WEB系の会社は服装などは自由で、環境のよいオシャレな職場が多いのでびのび楽しく仕事ができます。
また、WEB系の仕事は需要が多いため、技術力とコミュニケーション能力があれば簡単に独立してフリーランスとして働けます。
将来独立を考えてる人はWEB系に転職して技術力を磨いてフリーになると言うのもありです。
WEB業界に強い転職サイト
無料で転職相談に乗ってくれるのでWeb系の会社に興味があれば一度相談してみてください。
フリーランス専用の案件紹介サイト
いつかは独立したいと言うのであればどんな案件があるのかを確認してみてください。
WEB系のデメリット
コニュニケーション能力がないと上に上がることが難しいです。
前にも書きましたが、WEB系の仕事はいろんな分野の人とコミュニケーションをとる必要があります。
技術力があってもコミュニケーション能力がひくいと給料が上がらずそのままと言うことがあります。
WEB系は流行りのものを取り入れていく仕事なので常に興味を持って仕事ができる人でないとついていけません。
まとめ
以上がWEB系の転職についての解説でした。
私は基幹系SEで毎日スーツをきて窓もいつもブラインドが閉められた殺風景なオフィスで仕事をしていました。
そこから思い切ってWEB系の会社に転職しましたが、働いてみてびっくりしました。
みんな私服でしかもオシャレ。
オフィスも40階とか高いところで窓から見える景色も良かったです。
何よりも基幹系では味わえなかった、自分のやった仕事がインターネットを通じてたくさんの人に見てもらえると言うのはともて嬉しかったですね。
WEB系の仕事は楽しいので興味があるなら是非転職してください!
それではまた!