【ちょっと待って!】異業種への転職を考えるのはまだ早いです

SEをこのまま続けるか悩んでいます。でも異業種に転職するなら早い方がいいし・・・

この疑問にお答えします。

異業種への転職を考えるのはまだ早い

今回は以前作成したブログ

SEを続けるか転職するか迷っているが、やめて何をしていか分からない
このままSE続けるか迷うな〜・・・でも他にやりたいことがあるのかどうかわからないし・・・ こんな悩みにお答えします。 SEを続けるか転職するか迷っているが、やめて何をしていか分からない 仕事について...

の別視点ブログになります。

 

SEという職業を辞めて異業種に行きたい人の特徴として

 

  • ITとかシステムにあまり興味がもてない
  • 人と人とのつながりをもっと大切にした仕事がしたい
  • バーチャルな世界でサービスを提供するのではなく、リアルな世界で商売がしたい

 

こんなのが当てはまるかもしれません。

 

でもこれって勘違いでSEが嫌いになって辞めてしまう恐れがあります。

 

せっかく入った会社でSEというキャリアを積んだのに勘違いで辞めてしまうのは勿体無いです。

また、勘違いのまま辞めてしまうと、次せっかく異業種に転職できても、

「この仕事も合わない」

と思ってやめてしまうかもしれません。

そして

「絶対他に自分にあった仕事があるはず!」

と思っていつまでたってもやりたいことが決まらないと言うことになってしまうかも・・・

 

まさに「青い鳥症候群」に陥る可能性があります。

青い鳥症候群(あおいとりしょうこうぐん)は、モーリス・メーテルリンク作の童話「青い鳥」(仏: L’Oiseau bleu)の中で「主人公のチルチルとミチルが幸せの象徴である青い鳥を探しに行くが、意外と幸せの青い鳥は身近にあることに気付かされる」ことから、「今よりもっといい人が現れる」「今よりもっといい仕事が見つかる」など現実を直視せず根拠の無い「青い鳥」を探し続ける人たちを指す通俗的な呼称である。

引用:Wikipedia(青い鳥症候群

 

そうなると、あなたの人生が迷子みたいになってたのしくないので

今回はもっとあなたが楽しく働けるコツをお伝えします。

理想とのギャップが仕事を嫌にさせる

あんたは今『SEを続けていくのは嫌だな〜』とおもっていますか?

もし思っていたら、じつはこの『嫌だな〜』が問題なんですよね。

嫌だと感じることが悪いわけではないです。

人間感情があるので嫌だとか苦しいとかあるし、その逆で楽しい、嬉しいもあります。

ただ、単純に嫌だからというのは表面的なものしか見てない可能性があります。

 

そんなことないです!現に私はSEに向いてないと思うし、システムの仕事が好きになれないのです!

 

こう思ったとしても、やはりそれも表面的です。

なぜ表面的というのかというと、嫌な気持ちになるっていうのは

「本当は自分はこうしたいのに実現できていない」

という、現実と理想のギャップが離れているから嫌になるのです。

 

ではどうすればいいのか?

 

このギャップを一つ一つ紐解いていき、自分は本当にSEが嫌なのか?本当にしたいことは何か?仕事で求めているのか?を一つ一つ明確にすればいいのです。

 

どのように紐解いていくかは次の3つステップをやってください。

  • その1:SEとして自分の理想像を書き出す
  • その2:今なぜSEが嫌なのか、理由を全部書き出す。
  • その3:その1とその2を比べ何に苦しんでいるのかを書き出す。
ここでポイントなのはSEを続けていく前提を持ってやってください。

初めからSEが嫌だからそれに対する理想なんてわからないという前提を持ち込んでしまうと全くいまくいきません。

 

そうするとその3で今あなたを苦しめているギャップが出ます。

そして問題が出たらそれを一つ一つの解決策を出していきます。

 

そしてここでまたポイントです。

問題が出て本当に心のそこから解決したくないというのがあればあなたはやはりSEを辞めて方がいいかもしれません。

 

しかし、なんとか解決策が出せて頑張れば乗り越えられると思うのであればあなたはSEをまだまだ続けれれますし、もっとキャリアアップしてITコンサルタントとして活躍できるかもしれません。

 

ぜひこの3つをやってみてください。

ただ、字面だけだとわかりにくいと思いますので例を見せます。

 

では

SEがもう嫌だ。やめて違う仕事がしたい!

と言うこの人をモデルに一つ一つやることをお伝えします。

その1:SEとして自分の理想像を書き出す

もっと技術的に詳しくなり、お客様にとって利用しやすいシステムを提供し、プログラマーがコーディングしやすい仕様と設計を作り、さらにもっと自分の仕事のスピードを上げて、無理のないスケジュールで納品できようにしたい

その2:今なぜSEが嫌なのか、理由を全部書き出す

技術力が少なく、部下に教えてもらっている。さらにはお客様に説明するときには色々と突っ込まれて理解してもらえない。さらには色々とやることが多く仕事のスピードも遅く月に何日かは徹夜していて辛い

その3:その1とその2を比べ何に苦しんでいるのかを書き出す。

技術力のなさ
お客様とのコミュニケーション
仕事が遅い

例えばこんな感じだとします。

そしてその3でギャップが出ました。

  • 技術力のなさ
  • お客様とのコミュニケーション
  • 仕事が遅い

この3つがこの人を苦しめている問題点です。

では解決できそうでしょうか?

 

技術力の無さはどう解決する?

技術力の高い人に教えてもらう。本を買うなり、動画を見たりして技術力を磨く。

お客様とのコミュニケーションはどう解決する?

提案する前に誰かに協力してもらってロープレをしてもらう。そこで良い点、悪い点をフィードバックしてもらう

仕事が遅のはどう解決る?

集中力を高めるために規則正しい生活をする。休憩時間を決めるなどしてメリハリのある働き方をする

こんな感じで解決していきます。

自分の問題点が明確になることで、解決策が出てきます。

そうすると、

  • もうちょっと頑張ってみようかな
  • 自分にはちょっと努力がたりなかったな
  • 頑張っていたところが違っていたな

とかが見えてきます。

これをやることで辞めたいという意識で固定されていた頭が、客観的に見ることができ、冷静になって物事を考えられるようになります。

なのであなたが今SEを辞めたいと思っていても一度冷静になってみてください。

まとめ

このブログで何度もいっていますが、私はSE時代、基幹システムからWEB系に転職し、その後フリーランスになり、そして異業種に転職しました。

しかし、今はまたシステムを軸にした仕事に戻って自分のやりたいことをやっています。(ちなみにSEではないです)

 

なんか自分ではかなり遠回りしました。

遠回りした原因はやっぱり

SE辞めてリアルな商売したい!

と思い、後先考えず勢いで辞めてしまったからです。

 

結局新しい仕事は続かず色々と職を転々としました。結構苦労しました。

 

このとき、この3ステップをしておけばもっと早く今の仕事をしていたと思います。

それまでの時間が無駄とは思いたくはありませんが、せっかくなら早めに自分のやりたい仕事を見つけるのがいいですよね。

この3ステップでは自分のやりたいことが見つかるきっかけにもなるのでぜひやってみてください!

それではまた 🙂

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